貯蓄について

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いざ「貯蓄しよう!」と思っても、思いのほか長続きしない――。そんな経験を持つ方は意外と多いものです。また、そもそも貯蓄は「高収入の人しかできないのでは?」なんて疑問を持っていたりしませんか。もちろん、収入に応じて貯蓄できる額は変わってきますが、貯蓄の有無については、『貯蓄できる仕組み』を作れるか否かにかかっています。一朝一夕のものではなく、日々の地道な積み重ねられていき、結果的にお金が貯蓄されていくのです。

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まず、『支出を減らすこと』が貯蓄のための第一歩。家賃、光熱費、スマホ代といった固定費の見直しをするだけでも、意外と無駄があることに気づきます。あまりにも家賃の安い物件に住むと環境に影響を及ぼして、貯蓄どころではなくなってしまうかもしれませんが、格安スマホ(MVNO)への切り替えなら、ハードルは高くありません。電気代も契約電力を変更するだけで節約できる可能性があります。

固定費の節約が上手くいくようになると、やがてほかの支出ももったいないと感じる場面が増えるようになります。たとえば、外食をやめて自炊してみたり、趣味・嗜好品の購入を控えてみたり……。一度支出を把握することで、お金の出入りが気になるようになり、支出を減らす工夫や購入前に一呼吸おいてみるといった習慣がつくようになります。そこまで習慣づくと立派な『貯蓄体質』。毎月の残高を見て笑顔がこぼれてしまう、なんてこともあるかもしれません。

また、一定額を自動的に積み立てしてしまう先取り貯蓄もオススメです。会社に勤務していて、勤務先に給与天引きの財形貯蓄があればぜひ利用してみてください。引き出すのにハードルの高い財形は貯蓄に向いていますし、申込み時の事務手続き程度しか手間がありません。一度申し込みさえしてしまえば、何もしなくとも残高が増えていきます。
財形貯蓄が利用できないのであれば、金融機関の自動積み立てを活用しましょう。インターネットから申し込みできる銀行もあります。

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毎月2万円貯蓄できれば、1年間で24万円。4年経過した時点では96万円と100万円弱の金額が知らぬ間に貯まっていることになります。もちろん、ボーナス時に増額できていれば、もっと加速していきます。

節約や仕組みづくりは、生活の工夫。貯蓄の一部を投資してさらなる資産形成を目指すこともできますし、国家資格の取得費用にあてて、収入アップを目指すもの良いでしょう。このように、貯蓄が人生の可能性を大きく広げていくのです。

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