生命保険について

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保険の代表ともいうべき存在の生命保険。しかし、自分の加入している生命保険の内容をしっかり把握できていない方がいるのも実情です。職場や家族、知人に勧められるがまま、特に深く検討せずに契約して、そのままになっているケースが多いのではないでしょうか。そうした場合にありがちなのは、ほぼ必要なさそうな保障や特約にまで加入しているパターンです。生命保険への加入しておくに越したことはありませんが、なんでもかんでも申し込んでいては、結果的にもったいない可能性があるかもしれません。契約してから数十年単位の長期にわたって保険料を支払うわけですから、契約者ご本人にとって加入する意味のある生命保険を選ぶべきです。

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何が起こっても対応できるほど潤沢な貯蓄がある場合を除いて、病気になってしまったり、ケガをしてしまうと保障がない状態では生活が厳しくなってしまいます。ご家族がいらっしゃる場合なら尚更です。自分自身が死亡してしまうリスクまで想定して、最低限生活できる程度は保障される生命保険に入るというのは、ごく自然な流れだと思います。実際、日本は生命保険の加入率が非常に高く、生命保険文化センター「生活保障に関する調査」によると男性79%、女性79.5%とほとんどの方が何らかの保険契約を結んでいます。

生命保険は20代から30代にかけて加入する人が多いのですが、就職・結婚など人生の中でも大きく生活が変わるためでしょう。つまり、20代~30代の方は生命保険について検討するのに適した時期を迎えていると考えられます。

生命保険の加入にあたり、まず直面するのが「掛け捨て」にするか「貯蓄型」にするかという部分ではないでしょうか。掛け捨て、いわゆる定期保険では終身保険、養老保険に比べると割安の保険料で大きな保障が得られます。ただし、保証期間は限定的で年齢を重ねるごとに保険料が上がっていく特長があります。対して、保障だけではなく貯蓄分も支払うため月々の保険料は割高に感じられる貯蓄型ですが、保険料自体は変わりません。保険会社が貯蓄分を運用している形式になり、返戻金に色がついて戻ってくるのもポイントです。

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しかし、保険以外で資産を運用したり、銀行に貯蓄していきたいのであれば、掛け捨て型に加入し続ける選択肢もあります。反対に保険金をしっかり家族に残したいと考えていたり、葬式代に使って欲しいという思いを抱いている方は、保険料据え置き更新できる貯蓄型が適しているといえるでしょう。

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