生命保険を年払いにするデメリットとは?安易に選択すると危険!

保険に加入する際には、保障内容は勿論ですが毎月の保険料についても気になります。
保険料を少しでも安くするために、半年払いや、年払いをすすめられた人もいるのではないでしょうか?
しかし、保険料を年払いにするデメリットもありますので契約時には、慎重に検討すべきでしょう。

【保険料を年払いにするデメリット】
保険料を年払いにするデメリットとして、一番に挙げられるのが1年に一度高額な保険料の支払いが必要になることです。
月払いの場合は、指定した口座から毎月引き落としがされるため、いつの間にか引き落とされていたという人が多いかもしれませんが、年払いの場合はそうはいきません。
年払いの指定日がちょうどボーナス時期でしたら、家計における負担も軽減されますが、ボーナスがない人や、計画的にお金を使う事ができない人は年払いに向けて毎月コツコツとお金を貯めておく必要があります。
また、ボーナスがある人でも突然病気に見舞われるリスク、子供の教育費が思った以上にかかった、突然のリストラなど人生にはさまざまなリスクがありますので年払いを安易に選択すると危険です。

【見直しの自由が減るリスク】
当初、支払えると考えていた保険料も家庭のさまざまな事情により、支払えなくなった場合保険料の支払いを年払いから月払いに変更することは簡単ではありません。
タイミングによっては、1年先送りになることもあります。
年払いにしていた場合、保険の支払方法を見直す時に、融通が利きにくいというデメリットがあることも覚えておきましょう。

【途中解約をした場合】
年払いで保険料を支払うようにしていて、何らかの理由で年の途中で解約をした時には支払ってしまった保険料はどうなるのでしょうか?
2010年3月以前の契約では、年払いで支払った保険料は途中解約をしても返還されませんでした。
しかし、2010年4月以降に契約したものは、途中解約をした場合未到達月の保険料は返還されることになったため保険料の払い損ということはなくなりました。
この点については、年払いにしている人は自身の保険証券で必ず確認しておきましょう。

【まとめ】
保険料を節約するために、年払いや半年払いにする人も多くいますが、保険料が安くなるという理由だけで安易に決めてしまうのはとても危険です。
保険料の支払い方法を決める際には先々の収入減のリスク、ライフスタイルの変化などを十分に考慮して慎重に決める必要があります。

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