自己負担割合を超える費用は医療保険で備える

【年々増える生活習慣病】

食の欧米化、ストレス社会。年々生活習慣病の患者は増加傾向にあります。高血圧や心疾患。実に、死因における約3分の2は生活習慣病に起因すると言われています。会社の定期検診で、異常が見つかった方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。生活習慣病は、初期症状が出ないことがほとんどです。異常を感じた時には、既に合併症を引き起こしているケースも。自身は健康なつもりでも、現代人は常に生活習慣病を患うリスクに晒されているのです。

【意外と高い入院費用】

もし入院することになった場合、もちろん治療費や手術費等が必要になります。基本的には健康保険により自己負担割合はそれほど高くはなりません。しかし、健康保険の適用外になる費用も多々あるのです。例えば、差額ベッド代や入院中の食事代がそれにあたります。一般的に、入院費用は日額で15,000円程度掛かると言われています。仮に、一週間入院したとしても100,000円程度は掛かる計算になります。捉え方は人それぞれですが、比較的痛手の出費となることが想定されます。

【急な入院費用は医療保険で備える】

病気になることを想定して資金準備を行う人はいないでしょう。やはり、急な入院費や手術費に備える為には、医療保険がもっとも効果的なのです。昨今、ネット保険が台頭していることもあり、料金も非常に安く押さえられます。また、加入用件も年々緩和しており、持病があっても入れる保険も登場しています。高齢者でも加入可能な保険のラインナップも増えつつあり、保険を諦めていた人こそ再加入を検討する必要があると言えます。

【今やがんも治る時代。高額な先進医療費にも医療保険で備える】

医療技術は日進月歩。今やがんですら治る時代になりつつあります。従来の放射線治療ではがん病巣以外の正常細胞にまでダメージを与えてしまいます。しかし、陽子線や重粒子線を用いた先進医療ではがん病巣にピンポイント照射が可能です。患者の負担を軽減し、非常に効果的な治療が実現されました。先進医療を利用する最大の難点は、治療費が高額であること。粒子線治療における技術料は300万円程掛かると言われています。公的医療保険の適用外になりますので、こちらも民間の医療保険で事前に備える必要があります。現状では、先進医療費を最大で2000万円まで保障する保険もあります。旧来の保険だと先進医療までカバーされていないものがあるので、見直しが必要になりそうです。

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