給付金請求して保険金が入金される過程と契約者貸付

何のために医療保険に加入しているのでしょうか。不足の事態に備え入院や手術をした際に医療費の支払に困らないようにするためではないでしょうか。今回は、実際に入院して手術や治療全般を行っている場合、実際に給付金請求を実行してどのくらいの期間で幾らくらいの入金があるのかと、給付金の請求方法や契約者貸付制度についてまとめてみました。

■給付金の請求をする際の流れ

1.加入する保険会社の担当者に連絡する
2.診断書を添付し給付金請求書類に記入し保険会社へ郵送する
3.請求の内容に不備などがないか保険会社が審査する
4.ご自身の指定する口座へ給付金が振込されて終了

■給付金請求から何日位で入金されるのか?

給付金請求の書類を提出してから1週間くらいで入金されるケースが多いのですが、退院後に請求した場合も10日前後には入金されることになります。このように入金までに少なくても1週間前後かかりますので、退院時の病院での支払いは自分で払うことになります。手術の前から医療費が高額だとわかる場合は、高額療養費限度額認定を申請することで、窓口負担額はひと月あたり8万円の負担で済みます。さらに、この制度には貸付制度もありますので、お住まいの地域の役所や勤務先に確認してみてください。

■契約者貸付

この貸付制度には、申し込みの方法から返済方法や利息などの情報が少なく一般的に認知度は低いのですが、生命保険には便利な契約者貸付制度があります。簡単に言えば保険会社からお金を借りることができる制度です。契約者貸付の利点は、銀行のカードローンやクレジットカードやキャッシングなどの消費者金融よりも低い利率で借りられるというメリットがあり、上記したローンを利用している人で、生命保険に加入している人ならば、今からでも遅くはないので、契約者貸付を利用して返済に回した方が賢い選択です。

■利息は3%から5%

生命保険の契約者貸付制度は、他のローンやクレジットと比較しても低い利率でお金を借りられるうえ返済期日についても特段の決まりがないところも魅力でが、注意しなければならない点もあります。

・利息の複利計算では利息がふくらむ
・解約返戻金や保険金などの支払いに借りた金額と利息が差し引きされる
・保険失効または、解除になる場合がある(返済しない場合)

このように、契約者貸付には要注意事項もありますが、計画を立てて返済して行くことで効果を発揮してくれます。生命保険の契約者貸付制度をうまく活用して賢い人生設計を行ってください。

この他、保険全判に関する疑問点や相談したい事柄などが、ございましたら株式会社総合資産設計のスタッフまでお問い合わせください。

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