アンティークコインは損失が少ない投資法?

アンティークコインへの投資は絶対に儲かる!といったことを書いた本などが販売されているものを目にすることがありますが、アンティークコインへの投資の特徴は、リスクが低くリターンが大きいということです。
複雑な手続きは必要なく、お店などで古いコインを購入してあとは保有しておくだけ。何か審査を受けることも申し込みを行う必要もありません。

アンティークコインは需要と供給が特徴
不動産投資を行おうとすれば、購入した不動産を保有するにあたっての維持費が必要になりますし、多くの商品は経年劣化で価値が下がるのに対してアンティークコインは維持費も不要で古くなるほど値上がりします。
アンティークコインは現存している枚数、デザイン、コインの状態などで値段が決まります。値段は古くなるほど上がり株式市場や金先物など値が変動することもありません。
大きく影響を受けるのは需給のバランスで、アンティークコインは既に製造されていないコインですので今後増える可能性はありません。そのため特に富裕層の間で新興国を中心として増えている投資方法です。

3か月ほどで値上がりするものも?
購入して3か月くらいで15~20%ほど値上がりしたというケースもあります。長い目で見ると年率10~50%値上がりするコインが多く存在しています。
中には購入して数年で10倍近くまで値が上がったというケースもありますので、予測がつかないだけに楽しみも大きいと言えるでしょう。

ただし注意しないと損失を生むことも
アンティークコインへの投資は、保有していれば価値があがるという部分で損失が生まれにくい投資方法だと言えますが、偽物の希少コインが出回っているため本物との区別ができなければ掴まされて損する可能性があります。信頼できるお店で購入することが望ましいでしょう。
さらにコイン市場の平均は、20年で10%くらいを目安に考えましょう。例外として50%値上がりするケースもあるようです。

日本ではまだメジャーな方法ではないけれど…
欧米ではアンティークコインへの投資は一般的になっており、ヨーロッパの銀行には専門部署が存在しています。
街角の至る場所にコインショップがあり、アンティークコインのコレクター数は世界300万人以上存在しています。世界には熱烈な愛好家も存在していますので、投資方法として注目が高まりっている状況です。

アンティークとしての希少性を活用しましょう
経済の影響を受けにくいため損失が出にくいという特徴があります。さらにアンティークコインは世界中にコレクターがいるため、マーケットは海外の至る場所に存在するというのも魅力です。
こつこつ数万円程度でコインを購入し続けるという方法など、上手く活用する方法もありますので検討してみると良いでしょう。

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