団体割引が有利!?団体保険とその特徴

企業で働く人を対象とした団体保険。企業や団体が福利厚生の一環で、保険会社と直接契約を結ぶ保険形態です。自身で医療保険を契約した場合と、団体保険に加入した場合ではどちらの保険料が得なのでしょうか。ここからは団体保険に加入する際の、メリットとデメリットについて考えてみたいと思います。

【団体保険加入におけるメリット】

団体保険の加入における最大のメリットは、安価な保険料にあると言えるでしょう。団体保険加入時には団体割引が適用されます。よって、個人的に医療保険に加入した場合に比べ、保険料が割安な場合がほとんどです。保険の種類も様々で、団体医療保険はもちろんのこと、死亡保障をメインにした団体定期保険、就業不能になった際の収入確保を目的とする所得補償保険等、豊富なラインナップが用意されています。また、告知が緩やかであることもメリットであると言えるでしょう。

【団体保険加入におけるデメリット】

将来、転職を考えている方には団体保険の加入はおすすめ出来ません。なぜなら、一度加入先の企業を退職してしまうと、原則、継続加入が認められないからです。仮に、退職後に民間の医療保険に加入する場合は、その時点での健康状況の告知が必要になります。また、退職後の年齢での加入になりますので、保険料が高くなるリスクも想定されます。自身が必要と考える保険については、あらかじめ、民間の医療保険に加入をしておくことをおすすめします。つまり、団体保険加入時における最大のデメリットは「退職」だということです。

【意外にデメリットも多い団体保険。必要な保障は自身で備える】

前述した通り、デメリットも多い団体保険。将来の経済的負担をリスクヘッジする為にも、必要な保障はあらかじめ自分で確保することが得策でしょう。団体保険に加入せずとも、ネット保険に加入することで保険料を抑えられるケースもあります。ファイナンシャル・プランナー等の専門家に意見を仰ぐことで様々な選択肢を知ることが出来るでしょう。一般的に大企業に多く見られる、団体保険制度。勤め先の企業が、保険会社と個別契約を結んでいない限りは加入することが出来ません。退職後、保険に入りたくても、入れない状況になるリスク、あるいは、保険料における経済的負担が大きくなるリスクを考えても、あらかじめ必要な保障は自身で用意しておくことが得策でしょう。よって、早いうちから保険を準備することが重要なのです。

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