アミノレブリン酸は体に必須?アミノレブリン酸が多く含まれる食品

アミノレブリンは、あらゆる生命の根源物質であり動植物の体内で作られます。私達は、アミノレブリン酸を体内で生成すると伴に普段摂取している食事からも摂りいれることができます。
アミノレブリン酸を多く含む食品についてどのようなものがあるのかみてみましょう。

【アミノレブリン酸を多く含む食品】
様々な食品1㎏に含まれるアミノレブリン酸の量を比較してみましょう。
・甘酒  6mg
・赤ワイン  3mg
・黒酢  1.5mg
・日本酒  0.7mg
・たこ  0.7mg
・シイタケ  0.45mg
・いか  0.38mg
・バナナ  0.32mg
・納豆  0.25mg
となっています。
食品の中でも特にアミノレブリン酸を多く含むのが発酵食品です。発行食品には、甘酒、赤ワイン、納豆、黒酢などがあり、中でも焼酎粕や、ビール酵母などの食品に多く含まれます。

【1日あたり必要なアミノレブリン酸量】
人間の体の中では、1日に600mgのアミノレブリン酸が合成されます。これは、形を変えてヘモグロビンや、ヘムたんぱく質として体内に約60~70gが存在しており、これらは尿として1日に約2mgが排出されます。
対して、毎日の食事等から摂取することができないアミノレブリン酸の量は1日約0.5~2mgと言われています。
この不足分のアミノレブリン酸を摂取するには、ホウレンソウでは12㎏、ワインの場合1ℓが必要になります。私達がいくらバランスよい食生活を心がけても1日に2mgのアミノレブリン酸を摂取することは難しいでしょう。
このようなことから、近年ではサプリメントで効率的に摂取する方も増加しています。

【アミノレブリン酸の役割】
アミノレブリン酸の役割をみてみましょう。アミノレブリン酸は、体内でヘムやアデノシンミリン酸(ATP)に変化します。ATPは、瞬時に必要な時に利用できますが蓄えておくことができないため、常に作り続ける必要があります。

【まとめ】
アミノレブリン酸は、タコやイカ、発酵食品等に多く含まれておりミトコンドリアを増やす際に必要な栄養素と言われています。
ミトコンドリアは、体を作る細胞の中にある器官で若々しさや、美容に大きく関係しています。
また体の疲れを取るためには、代謝をあげる事が重要ですがその為にはミトコンドリアを増やすということが大きく関わっているのです。「生命の根源」と言われるアミノレブリン酸ですが、その果たす役割は非常に多く、私達の健康維持のためにはなくてはならない物であることがわかります。

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