生命保険で手術給付金を受け取る場合の注意点!対象になる手術

生命保険に加入している人の中で、病気や怪我で手術をした場合、手術給付金はどれ位もらえるのか、自分が受ける手術は給付金の対象になるのか、という心配をされている人も少なくないでしょう。
どのような手術で、いくらくらいの給付金を受け取れるのか大まかに知っておくといざという時にも安心です。

【手術給付金はどのように決められる?】
手術給付金は、治療のために病院で手術を受けた場合、加入している医療保険から給付されるお金のことを言います。
入院給付金は1日あたり、いくらと決められていますが、手術給付金は手術内容によって金額が決められています。
手術給付金を決めるためには、下記のような一定の法則があります。

・手術によって倍率が決められている
医療保険で入院給付金は1日いくらと決められていますが、基準となる入院給付金の日額に対して何倍という形で給付されます。
入院給付金が5千円の人と、1万円の人では手術給付金の保障も異なるため注意が必要です。

・手術によって数パターンの倍率がある
手術によって、5倍、10倍、20倍、40倍といった数パターンの手術給付金があります。

【給付対象になる手術】
では、給付対象になる手術についても見てみましょう。
給付対象になる手術については、下記の2つに分けられます。

・公的医療保険の対象1000種類
公的医療保険で対象になる約1000種類の手術が対象になります。以前は、88種類の手術が対象でしたが、現在はこのタイプが主流になりました。ただし、公的医療保険で対象となる手術でも以下は対象外になっています。
傷の処理、切開術、抜歯、異物除去、ウオノメ、タコの切除など

・保険会社で決められた88種類の手術
保険会社が定めた88種類の手術項目について、手術給付金が支払われるものもあります。先の1000種類に比べると少なく感じますが、実際には治療を目的とする主な手術はたいてい対象になると考えておけばよいでしょう。

【給付対象にならない手術】
一方で手術給付金の対象にならない手術については、下記のようなものがあります。
美容整形、近視矯正のためのレーシック、歯科矯正などは病気や怪我の治療を目的としていませんので、保険での手術給付金の対象にはなりません。

【まとめ】
生命保険で手術給付金の対象になるものは、それが治療を目的としている手術の場合ほとんどが給付の対象になると考えておけばよいでしょう。
ただし、例外もありますので給付されると思って受けた手術が実は対象外だったという事のないように事前に保険会社に問い合わせをして確認をしておくと安心です。

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