生命保険の二重加入は損だった!複数契約のデメリットを紹介

火災保険などの損害保険では、複数の保険に加入していても実際に保険金が下りるのは実損分だけですので複数加入していてもメリットはありません。しかし生命保険の場合は複数社の保険に加入している場合保険金が下りないという事はありません。ただし保険は必要以上に加入しても保険料が高くなり本来の目的から逸脱してしまう可能性があります。生命保険の複数契約についてみてみましょう。

【生命保険に必要以上に加入していないか?】

まずは自身が加入している生命保険について、下記のような事がないか確認してみましょう。
・友人や知り合いの紹介で仕方なく加入した保険がある
・保険に加入してから3年以上そのままにしているものがある
・独身時代に加入した保険をそのまま継続している
・夫婦や世帯でどれくらいの保障額、保険料を支払っているか把握できていない
・もしもの時に必要になる保障はどれくらいあればいいのか分からない
これらに一つでも該当する人は、もしかして無駄な保険に加入しているかもしれません。

自身や家族が加入している保険の保障内容、保障額、保険料などを知らない場合結局いくらの保障があるのかわからずに無駄な保険に加入する事になりますし、契約から数年経れば家族構成やライフスタイルも変化します。保障が重複したり、足りない、今の生活に合っていないなどのリスクがありますので保険は定期的に見直しをする必要があります。

【保険に複数加入するデメリットとは?】

では、生命保険に複数加入するデメリットを挙げてみましょう。まず最も大きなデメリットは複数の保険に加入する事で保険料がその分多く必要になる点です。例えば、月に5千円の保険料でも年間にすれば6万円、10年で60万円の保険料を支払う事になるのです。

保険料の支払いが困難になり途中で解約をする事になれば元本割れをするリスクもあるでしょう。
また、高額な保険料が家計を圧迫して住宅の改修、入院費用、教育費など急な支払いが困難になるケースも見られます。将来への備えを手厚くする事も大切ですが、それによって今の生活が困窮するのでは本末転倒です。

【まとめ】

生命保険の重複加入を避けるためには、今ある保険の見直しをしたり、将来の備えはどれくらいあればよいのか、預貯金はどれくらいあるのか、現金化できる資産はあるかなど各家庭でライフプランをしっかりと立てていく事が大切でしょう。

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