団体扱いの生命保険、退職したらどうなる?

生命保険の費用が安くなることから、会社で団体扱いの生命保険に加入している人も多いのではないでしょうか。しかし、もし遠方に引っ越すことをキッカケとして退職をしてしまうと生命保険はどうなるのか知っていますか?また、どのような手続きが必要で注意することがあるのか分からない人もいるとかと思いますので、一緒に団体扱いの生命保険について見ていきましょう。

■会社を退職、生命保険の手続きとは?

もし、会社を退職したのならば、生命保険に関する手続きをしておかなければいけません。まず、保険料の支払い方法が給与から引かれている場合には、銀行口座などに変更する手続きが必要となります。そして、遠方に引っ越すなどが事情である場合には、電話番号や住所などの変更をする手続きが必要です。

このように手続きが必要な理由として、例えば、もしも2ヵ月生命保険料が未納になると、失効となり、いままで収めてきた保険料も水の泡となってしまうからです。

■生命保険の見直しを考えよう

いろいろなパターンの転職がありますが、例えばサラリーマンから自営業に転職する場合には、多くの人は厚生年金(社会保険)から国民年金(国民健康保険)に変わることでしょう。この場合、店舗などに費用がかかり、また万が一のときには遺族基礎年金のみとなりますので、生命保険の見直しをする必要がある(死亡保障を増やす等)といえるのではないでしょうか。

■給与から引かれる生命保険、退職後の対策とは?

もし、団体扱いの生命保険に加入していた場合、毎月給料から引かれる形となっていたと思いますが、しかし、退職してしまうと団体扱いではありませんので、保険料が一般となり料金がアップしてしまいます。一方、転職先の会社が団体扱いの契約をしている場合には、団体扱いの保険料を再び利用できますので、その点は安心といえます。

また、一番注意しておきたいことは、上記でも記載しましたが、退職時には団体扱いではなくなることから、支払いを口座振り込みにしなくてはいけないことです。もしもそれを忘れてしまうと、保険料の未払いになり保険自体が失効になりますので、必ず手続きをするようにしましょう。

■しっかり確認し、対策をとろう

いかがでしたでしょうか?このように、団体扱いの生命保険に加入していても退職後に継続して生命保険を利用することができます。退職や転職というのは人生の中で大きな出来事ですから、生命保険のことを後回しにしてしまうことが多いと思われますが、順調に歩んでいるとしても、何が起こるか分かりませんので、しっかりと退職した時の生命保険についても確認し対策をしておくことがいいのではないでしょうか。

このように、生命保険に関して何か疑問やお困りのことがありましたら、気軽に株式会社総合資産設計までご連絡ください。

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