安易に考えると損をする?生命保険を変更する場合のデメリット

生命保険は、長期間加入するものですが途中今の契約よりも保障が手厚いものが出たり、保険料が安いものがでたりすることもあります。
その場合、保険の解約や、変更をする人もいるのではないでしょうか?しかし、安易に変更をすると損をするケースもありますのでデメリットについても十分理解しておく必要があります。

【生命保険を変更するデメリット】
保険を変更する場合、保険料が安くなる、保障が今よりも手厚くなるなど良い面ばかりが重視されがちですが、デメリットもあることを忘れてはいけません。
それは、今までの保険を一旦解約し、新規で保険に加入することになるため、新たに健康状態を告知したり、収入、職業などを告知する必要があるからです。
この審査に通れば新しい保険に加入することができますが、もし現在までに手術や入院歴、収入減などがある場合は保険の契約ができないケースもあります。
また、審査を通過して保険に加入できたとしても、特定部位不担保や、緩和型などさまざまな条件が付けられてしまい結局のところ保障が手薄になる人もいます。
保険を変更する場合は、安易に考えずこれらのデメリットやリスクについてしっかりと確認してから変更をするべきでしょう。

【こんな保険は変更してはいけない!】
保険会社にとって利回りがよく損になる保険契約については解約、変更を勧めますが、被保険者にとって得をする保険は勧めてきません。
このことを十分理解しておき、解約や変更をする場合は保険の営業マンだけの話を聞くのではなく、ファイナンシャルプランナーなど第三者の意見も参考にしながら、慎重に進めましょう。
また、バブル期に加入していた「お宝保険」という大変利率の良い保険に加入している人は、保険会社に勧められても決して解約、変更をすべきではありません。
この時期の保険は、高利回りですので保険会社としては解約や変更をさせたい商品ですが、今ここまでの利回りのよい保険商品はほかにありません。

【保険にもクーリングオフ制度がある】
十分に検討して加入した保険ですが、やはり家に帰って必要ではなかった、保険料が支払えないなどの理由で解約をしたいと思う人もいるでしょう。
このような場合は、保険にもクーリングオフ制度がありますので、利用しましょう。
クーリングオフ期間については、各保険会社、商品によって異なりますので事前に確認しておく必要があります。

【まとめ】
生命保険は、契約途中によい商品がでても安易に契約の変更や解約をすべきではありません。
中には、損をするケースもあることを理解し信頼できる専門家に相談をして慎重に決めましょう。

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