- 2017-9-9
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アミノ酸には、様々な効果が期待でき市場にはサプリメントや、ドリンクなど多くの商品が出回っています。アミノ酸をうまく体内に摂りいれることで、疲労回復や、ダイエット効果、筋肉の増強などに役立てることができます。アミノ酸を多く含む食品や、知られざる効果などについて見てみましょう。
 【アミノ酸とは】
 アミノ酸は、私達の体内で、肌、内臓、骨、血液、ホルモン、神経物質、遺伝子、などを構成するための大変重要な役割をしています。
 体内には20種類のアミノ酸が存在していますが、大きく分けると下記のように分類されます。
 
・必須アミノ酸(9種類)
 体内で合成できないため、食事やサプリメント等から摂取することが必要です。
 ロイシン、バリン、スレオニン、フェニルアラニン、ヒスチジン、イソロイシン、メチオニン酸、トリプトファン、リジン
 
・非必須アミノ酸(11種類)
 体内で合成する事ができます。
 グリシン、グルタミン、プロリン、システイン、アスパラギン、アルギニン、セリン、グルタミン酸、チロシン、アラニン、アスパラギン
 【アミノ酸の効果】
 アミノ酸には、下記のような様々な効果があると言われています。
 
・疲労回復
 運動後や、就寝前に摂取すると蓄積された疲労の回復を早めたり、筋肉痛を軽減する効果があると言われています。
 運動中に摂取することで、スタミナを維持する効果も期待できます。
 
・美肌
 肌のはりや保湿を保つ天然保湿成分はアミノ酸を主成分としています。また、美肌に重要な弾力を保つためのコラーゲンを作る際にもアミノ酸は欠かせない存在です。
 
・ダイエット
 アミノ酸は、脂肪を燃焼させる働きがあります。また、脂肪分解酵素を活性化させる働きもあるため、運動とともに摂取する事でダイエット効果が期待できるのです。
 
・筋肉
 筋肉を作っているたんぱく質は、必須アミノ酸であるロイシン、イソロイシン、バリンの3つから構成されています。筋トレなどで破壊された筋肉が回復する際にこれらを積極的に摂取すると、筋力を増強させることが出来ます。
 【アミノ酸を多く含む食品】
 アミノ酸は、このように私達の体内になくてはならない重要な物質ですので、これらを多く含む食品も覚えておきましょう。食品100g中の含有量は下記のようになっています。
 ・さんま  24.9g
 ・するめいか 24.1g
 ・鶏のささみ  24.6g
 ・豚ヒレ肉  22.7g
 ・マグロの刺身  26.4g
 となっています。
 私達の肌や内臓・血液は常に新しい物が作られ、古くなったものと入れ替わるようになっています。これらの主原料となっているのが、アミノ酸です。アミノ酸は食事だけで摂取するのは難しいため、サプリメントなどをうまく活用し効率的に摂取していきましょう。


















