医療保険に加入する者は増加している?加入者の推移と加入の決め手

病気や怪我に対する備えとして加入するのが医療保険ですが、その加入者は以前と比べどのようになっているのでしょうか?
医療保険の加入者の推移や、加入を決める決め手となるものなどについてみてみましょう。

【医療保険加入者の推移】
生命保険文化センターの調べによると、医療保険の加入率は約7割となっており平成13年73%で、平成25年では74%となっており大差は見られませんでした。
しかし、がん保険については増加傾向にあることがわかります。
平成13年に21%の加入率であったのが、平成25年には37%にも増加し、多くの人ががん保険への強い関心があることが伺えます。
これは、私達が生涯がんになる確率が2人に1人であることも大きく関係しているでしょう。
また、がんになると長期間の療養が必要で治療費が高額になることや、先進医療を受けたい人などが加入率を増加させているのでしょう。

【加入する際の決め手となるもの】
では、私達が医療保険を検討する場合どのようなことが決め手となっているのでしょうか?
医療保険を選択する時に決め手となったポイントについてみてみましょう。
決め手となるもので最も多かったのが、月々の保険料でした。
今はネットなどで複数社を比較して保険を選ぶことができますので保障内容がある位程度満足でき、保険料も安いからと保険を決める人が多いのでしょう。
次に、病気をした場合の入院給付金が十分である、という回答でした。
やはり入院をした場合、通院治療とは異なり多くの出費がかさむため家計の負担を心配されている人が多いことが分かります。
そして、十分な金額の手術給付金がある、日帰りの入院にも対応している、怪我での入院給付金が十分であるなどの答えとなっていました。
これらは一例ですので、実際に保険に加入する際には、家族構成や収入、年齢などに応じて必要な保障は異なります。
自身がどこに重点を置くかを決めて他人に左右されることなく、慎重に判断しましょう。

【まとめ】
医療保険の加入者は、がん保険に関しては増加傾向にあることが分かりました。
万が一に備え加入する医療保険ですが、その決め手となるのは保険料の安さでしたが、安さだけで安易に決めてしまうと必要な時に十分な保障が受けられないというリスクもあります。
保険を選ぶ際には保険料だけではなく、保障内容についてもしっかりと吟味して複数の会社から自分に合った保険を選ぶようにしたいものです。

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