アミノレブリン酸を摂取すると血糖値を基準値内に下げられる?

アミノレブリン酸は、血糖値の上昇を抑える効果があると言われています。アミノレブリン酸が、血糖値を基準値内に抑えられる理由などを見てみましょう。

【高齢者は糖尿病になりやすい】
高齢者になるほど、糖尿病を発症するリスクが高くなるのは、年を取ると糖の燃焼や、代謝機能が落ちてしまうためです。若い頃は、食事で摂った糖分がスムーズに体内で燃焼・代謝される為血糖値が上昇する事は少なかったのですが年齢を重ねるうちに上記のような理由から高血糖になるリスクが増えるのです。
ですから、血糖値の上昇には、糖の吸収を抑える事よりも糖の代謝を改善するアミノレブリン酸に大きな効果があるのです。

【アミノレブリン酸摂取量の目安】
私達の体の中では、1日に600㎍のALAが合成されています。アミノレブリン酸は形を変えてヘモグロビンや、ヘムたんぱく質として体内に約60~70gが常に存在しており、尿などで体外に排出されるのが約2㎍と言われていますので、1日あたり2㎍のアミノレブリン酸を摂取する必要があるのですが、食事から摂取できるのは1日約0.05~2㎍と言われています。1日あたり2㎍のアミノレブリン酸を摂取する為栄養指導などを受けてバランスのよい献立を立てても、食事等からすべて摂取するのは困難と言われています。アミノレブリン酸は、サプリメント等を活用して摂取するのが理想的です。

【アミノレブリン酸の効果はすごい】
アミノレブリン酸を摂取すると、ミトコンドリアの機能を高める事ができ細胞レベルで糖を燃焼する力を高めてくれます。糖を燃焼して、エネルギー生産効率をアップすることで、平常時の血糖値を正常化し、食後の血糖値の上昇も抑えてくれるのです。
糖尿病の指標となる空腹時血糖、血清糖化アルブミン、糖負荷試験2時間値のすべての値で改善が見られました。
アミノレブリン酸には、このほかにもアンチエイジング効果や、ダイエット効果、美肌効果などが認められています。

【まとめ】
アミノレブリン酸は、血糖値の上昇を抑え基準値内に抑えてくれる効果や、ダイエット効果、アンチエイジング効果など私達の健康に様々な影響を与えてくれます。
17歳をピークに年々減少していくアミノレブリン酸は、食事やサプリメントを活用しながら積極的に摂取したい栄養素の1つです。
また、過労、ストレス、睡眠不足などがアミノレブリン酸減少の要因にも繋がりますので、日々の生活にも十分気を付けることが大切です。

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