老後必要になる夫婦の生活費の内訳!今から知っておこう

私達の老後の生活は、退職金と年金だけで暮らしていくのは不安が残ります。夫婦でどれくらいの生活費が必要になるのかその内訳を詳しく知っておくことで、不足分の準備をすることもできます。
老後に必要になる夫婦の生活費内訳をみてみましょう。

【老後の夫婦の平均的な生活費】
老後に毎月いくらくらいの生活費が掛かるのか、それぞれの年齢に分けてみてみましょう。
・60~64歳  27万6,600円
・65~69歳  27万5,800円
・70~74歳  24万8,100円
・75歳以上  24万7,800円
上記から、高齢になるほど月々の生活費は少なくなっていく事が分かります。一人当たりで考えると、約12万4千円程度必要になるという事をしっかりと理解しておきましょう。

【老後の生活費の内訳】
では、老後にかかる生活費の内訳を詳しく見てみましょう。
・食費  6万2千円
・住居費  1万7,500円
・光熱費  2万円
・交通費・通信費  2万円
・医療費  1万5千円
・教育娯楽費  2万6千円
これらは、老後に必要になる生活費の内訳ですが、現役世代とはどれくらいの差があるのでしょうか?
40歳未満の世帯の生活費内訳を例に見てみましょう。(世帯人数3.6人)
・食費  6万2,500円
・住居費  2万5千円
・光熱費  1万9千円
・交通費・通信費  4万6千円
・交際費  1万2千円
・医療費  9千円
・教養娯楽費  2万6千円
大きな差があるのは、住居費と交通費・通信費などです。

【老後に必要な費用をシミュレーション】
現在、公的年金の受給開始年齢は65歳ですが、今後受給開始年齢は今後上がる可能性もありますので、それも考え必要な費用を見てみましょう。
65歳で年金を受け取るようにした場合は、日本人の平均寿命から考えると約20年はあります。夫婦で約25万円が必要になると仮定し、年間で300万円、20年で約6千万円が必要になります。
生活費以外の費用として、医療費や、住宅の補修、リフォーム費用、親の介護費用、子供の結婚資金なども考えておく必要があります。
退職金と、年金を差し引いた不足分を早いうちから準備しておく様にしましょう。

【老後資金の準備として】
では、実際に老後資金を準備する場合どのような方法があるのでしょうか?現役世代に人気があるのが、不動産投資や、株式投資、確定拠出年金などです。
それぞれの特徴やメリット、リスクなどをしっかりと確認しておき自分にあった方法で、資産形成を行っていきましょう。
また生命保険などの保険も家族構成の変化、年齢などによって必要ないものもあります。退職や結婚など、人生の転機に応じて保険の見直しをすることで、家計の節約にも繋がります。
老後の生活費を貯めるために、投資などと併用して不必要なものを見直すことも大切でしょう。

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