保険に入りすぎると保険貧乏に?家計の負担を軽減するには?

例えば保険会社の営業の人にお願いされて、言われるがまま保険の契約数を増やしてしまうというケースなどが以前は目立っていました。
世帯主だけでなく、その配偶者や子供など家族全員まで保障の範囲を広げてしまい、いつのまにか保険料が多大な額になっていたというケースが多く見らていました。
しかし最近では老後への不安への高まりで自発的に過度に加入してしまうケースや、外貨建て終身保険や養老保険への加入、投資したいけれど投資商品よりは保険ということで変額保険に加入するケースなどが多くなっています。

保険料が家計を圧迫!その要因は?
保険料が高くなり家計を圧迫する要因は主に養老保険、終身保険、変額保険です。掛け捨ての保険と違い、それぞれ保険料が高めに設定されます。その理由として、将来受取る保険金に備えて保険料を積み立てていくという機能があるからです。
外貨建ての保険の場合には積立部分となる利率は円建て保険より良いですし、変額保険は株式や債券などで運用していくことでいずれもインフレにも強い保険であるといった特徴があります。
どれも魅力ある保険商品ですが、保険金額を高めに設定してしまうと保険料も当然高くなってしまいます。

払えるだけの保険料で設定することが大切
途中で解約すると多くの場合が元本割れしてしまうため、継続して加入することが必要ですがその元本割れする期間に対する評価が甘くなる傾向も見られます。
契約した当初は将来の貯蓄のためだと思っていても、月日が経つにつれて負担感が増すこともあるようです。
将来的に元本を上回ってお金を受取ることができるとしても、様々な状況の変化でもし契約を継続できなくなった場合も想定した上で検討することが必要です。

掛け捨て型の保険に特約がたくさん付帯されていることも
保険料が家計を圧迫していたとしても
することがイヤで解約できないという人も多いでしょう。
しかし現在加入している保険が本当に必要な保険かを再度見直すことが必要です。保険料が高くなる貯蓄型に合わせて、保障重視の掛け捨て型の保険にも加入している場合にも注意しましょう。
掛け捨て型の保険に複数加入している場合、特約などが多く付帯されていて保険料を引き上げている可能性があります。
また保障が重複していて無駄な保険料を支払っているケースもありますので、家計が保険料の支払いで苦しいと言う場合は加入している保険を一度見直してみることが大切です。

保険の見直しで無駄な保険料の削減を
これまで支払ったお金がもったいないと思うよりも、この先無駄な保険料を支払うほうがもったいないことになると理解しましょう。
必要な保障額はいくらなのか、そしてその保障のためには何の保険にいくらの保険金で加入すれば良いのかを見直すことが重要です。

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