年末調整で生命保険料控除をする!源泉徴収票の正しい読み方

会社員や、アルバイト、パートで働く人が毎年行うのが年末調整です。
年末調整は、1年間のうちに払い過ぎた税金を還付してもらうためのものです。
実際には、企業の経理担当の方が税額を計算して本人が納めるべき金額を記入して提出します。
年末調整時には、生命保険等に加入している人は、これらの控除証明証も一緒に提出しますので忘れないようにしましょう。

【年末調整に必要な書類】
年末調整をする場合、下記のような書類が必要になりますのでもう一度確認しておきましょう。

・給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
扶養親族がいることを申し出る書類です。
この書類を提出することで、配偶者控除や、扶養控除、障害者控除などを受けることができます。

・給与所得者の保険料控除申告書兼給与所得者の配偶者特別控除申告書
生命保険料控除、地震保険料控除、社会保険料控除、小規模企業共済等掛金控除、配偶者特別控除などができます。

・住宅借入金等特別控除申告書(住宅ローン控除)
住宅ローンを利用してマイホームを新築、購入、リフォームした場合に受けられる控除で、適用1年目は確定申告をする必要があります。

【源泉徴収票の正しい見方】
源泉徴収票は、年末調整の結果表とも言われ年末調整時に会社に提出した情報がそのまま反映されているものです。
自分がどれくらいの年収なのか、どれくらいの所得税を納めているのか、全く知らないという人もいますが自身の年収や納めている税金くらいは分かる様にしておきたいものです。
ちなみに所得税の税率は、源泉徴収票の「給与所得控除後の金額-所得控除の額の合計額」によって税率が決まります。
また自分の年収は、毎年1月1日から12月31日までに支払われた給与・賞与の額面の合計額になります。
支払い額は振込額ではありませんので、注意しましょう。

【もし源泉徴収票を無くしたら?】
会社からもらった源泉徴収票を紛失してしまった場合は、再発行してもらえますので早めに会社に依頼しましょう。
また、転職して会社が変わった人も以前勤めていた会社に依頼すると発行して貰えます。
ただし、給与関係書類の保管期間は法律上3年となっていますので、3年以上経過した場合は請求することができませんので気を付けましょう。

【まとめ】
源泉徴収票の正しい読み方や、生命保険料控除の方法について理解できたでしょうか?
会社員の方は自身で行う特別な計算等はありませんが源泉徴収票の読み方くらいは知っておくとよいでしょう。

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