親知らずの抜歯は生命保険が適用されますか?

親知らずで歯が痛むことはありますよね。何も前触れもなく生えてきたのですから、この痛みから解放したいという気持ちがおありでしょう。しかし、親知らずを抜く場合、生命保険は適用されるのでしょうか?

■助け合いの精神は生命保険の源なり

まずは、生命保険について説明していきましょう。生命保険とは、日々の暮らしで起こりうる病気やけが、場合によっては家族の誰かが死亡することもあるかも知れません。もしそうなったとしたら、家族に大きくのしかかるのは経済的負担になりますし、最悪の場合は損失リスクが高くなることがあります。

そんな日々の暮らしで起こりうるけがや病気、死亡などの各種リスクで起こりうる経済的負担や損失リスクに備え、加入者が互いに保険金を出し合う事で、生命保険は互いに互いを助け合う精神により成立しています。なお、生命保険は保険の契約が成立した時からスタートその効力を発揮します。

■生命保険の種類は用途別に用意されている

ここでは、生命保険の種類について説明します。生命保険の種類については、以下の通りです。

・死亡保険➝定期保険と終身保険の二種類があり、定期保険は一定期間、終身保険は分割方式で受け取ることが出来ます。
・医療保険➝入院や手術などに備え、入院時の差額ベッド代などに対応しています。
・がん保険➝医師からがん宣告をされた時、入院や手術、通院などが保証されています。

生命保険は、様々な用途によって準備されていますね。互いが互いを助け合う精神で成り立っています。では、今回のテーマである親知らずの抜歯については、生命保険が適用されるのでしょうか?次は、親知らずの抜歯と生命保険の関係について紹介します。

■親知らずの抜歯における生命保険の適用範囲

一般的な歯の治療については、基本的に生命保険は適用されません。これは国民保険や社会保険などといった公的な保険適応での治療が該当するためです。ただし、親知らずの場合は生命保険が適用される場合もあります。ここでは、親知らずの抜歯における生命保険の適用範囲について紹介します。

親知らずの抜歯をする場合、基本的には高技術の抜歯が要求されますので、状態によってはあごの骨を削る場合があります。この手術に関しては、契約している生命保険から手術給付金が支給されますが、医師からの診断書をもとに保険適用の可否が決まります。

もし、親知らずの抜歯で入院したとしましょう。入院の場合は入院給付金が支給されますが、基本的には1泊2日と限られています。しかし、親知らずの抜歯以外に別の手術が入った場合、内容次第では生命保険から手術給付金が支給され、支給期間が7日間と拡大されます。
なお、通院保障特約によって給付対象となるのは、抜歯で入院した後の回復を伴う通院のみと限定されています。

■まとめ

親知らずは、契約している保険会社から手術給付金が支給されますが、手術給付金や入院給付金など、親知らずに関する保険の概要について生命保険会社に問い合わせることをお勧めします。株式会社総合資産設計まで保険の事などについてわからない事などがあれば、ぜひご相談ください。

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