生命保険の現物給付保険ってどういうもの?

現物給付保険という言葉を聞いたことがありますか? 今回は現物給付保険について説明していきます。

■現物給付保険とは

現物給付保険とは、保険金の代わりにサービスを提供する保険のことです。保険を契約している人を対象に保険会社やその子会社、提携している会社が提供し、その費用を保険会社が肩代わりします。例えば損害保険で自動車事故の場合、示談の交渉代理や自動車の応急修理などに充てられます。

■医療での現物給付

また、医療での現物給付は2種類あり、

①医療そのものを給付
②治療費などの金額を直接給付

となっています。この場合の現物給付というのは、病院等の医療機関で保険証を見せ、医療行為として受けることができるもののことを言います。

■期限は保険が適用される限り続く

現物給付は治療のために行われる医療行為全てに適用されます。その期限は、保険が適用されている限り治療が終わるまで続きます。

■現金給付との違い

出産時や死亡時に支給される手当金や現物給付が出来ない時、現金で支給される給付のことです。現金給付には様々な種類があり、その基準となる金額はそれぞれの収入によって異なります。受給方法は受ける種類によって違うので受けたい給付毎に確認しておく必要があります。

■現金給付は時効がある

現金給付には時効があります。給付を受給する権利を持った起算日から2年間という期限があります。このため、給付手続きは早めに行ってください。せっかくの受給資格を失うことは非常にもったいないと思います。

■資格を失った後の現金給付

資格喪失後でも、条件を満たしていれば継続して受給できます。それは、出産手当金や傷病手当金、出産育児一時金、そして埋葬料です。尚、出産手当金や出産育児一時金と他2つで給付方法が違います。給付条件をそれぞれ抑えておきましょう。

◎出産手当金・出産育児維持金
① 1年以上継続して被保険者だった女性
② 給付資格を失効する前日に給付を受けているか、給付条件を満たしている場合
③ 資格失効後半年以内に出産して給付を希望している場合
◎傷病手当金・埋葬料
① 1年以上継続して被保険者だった場合(傷病手当金)
② 資格失効日の前日に給付を受けているか、条件を満たしている場合(傷病手当金)
③ 資格失効後3か月以内に死亡した場合(埋葬料)
④ 資格失効後に傷病手当金や出産手当金を受給している場合
⑤ ④を受給しなくなって3か月以内に死亡した場合

現物給付保険について知りたいこと・不明点がありましたら株式会社総合資産設計までご連絡ください。あなたが健やかな毎日を送るために必要な保険に関するご相談をお待ちしております。

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