収入に対する投資と貯金の割合は?適切な割合を知ろう

資金運用を考える際に重要になるのが、「投資と貯金の割合」「最適なバランス」です。特に投資は、リスクを伴うことですので確実にお金を貯めていくため、貯金とのバランスを十分考えて行うことが重要です。
投資と貯金の適切な割合を見てみましょう。

【投資を増やす】
投資がうまくいくと、私達はつい欲が出てしまい「もっとたくさん投資をしておけばよかった」と思いがちです。投資の割合を多くすると、うまくいった場合はその分多くのリターンを得ることができます。しかし、ハイリターンを求める分、ハイリスクも伴うことを忘れてはいけません。
近年は、「貯蓄から投資へ」という言葉をよく耳にするようになり国も積極的に進めている政策として、NISAやiDeCoなどがあります。
特に近年のような、低金利の時代では銀行にお金を預けても昔のように、お金が増えることは期待できませんので、バランスを考えながらお金を増やしていきましょう。

【貯金を増やす】
投資をあまりせず、貯金の割合を多くした場合は必要な資金を貯めるまでには多くの機関が必要になります。
近年は、特にマイナス金利の影響を受けているため金利を期待することはできず、ある程度リスクを負った投資も必要になるでしょう。
初心者の場合は、生活費などを除き、それ以外の余剰金の中で、非リスクの貯金や国債2に対して投資などのリスク資産を8程度の割合として始めてみてはいかがでしょうか。
家計とのバランスが不安な人は、ファイナンシャルプランナーに相談してみるとよいでしょう。

【適切なバランス】
上記の事を考えると、どちらか極端に偏りすぎても良くないということがわかり、投資や貯金はバランスが大切だということがわかります。
特に、投資はリスクがあるため生活費を侵害しない程度での金額で「無くなってもよい」お金を充てることが大切です。
また、投資にしろ貯金にしろ目的がある場合は、それまでの期間を明確にしておきましょう。
お金が必要になるまでの期間が長い場合は、ある程度のリスクを取りながら余裕を持った資産運用ができます。
しかし、預けっぱなしにしておき管理をしないのはリスクがありますので、随時状況を確認しながら、必要に応じて預け先を変えたり貯金に切り替えるなどの方法が大切です。
子供の教育費は1人あたり1千万円、老後必要になる資金は3千万とも言われています。
将来に備え必要になる資金は、生活費を除いた余剰金で、投資と貯金のバランスを考えながら無理のない範囲で行うようにしましょう。

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