最新!アミノインデックスでがんスクリーニング検診ができる!

がんのスクリーニング検診というと、一般的には血液検査でのマーカーの測定、PET検査と考える人が多いのですが、どれも精度について課題が残ります。また検査費用が高額であること、消化器系がんに関しては診断的な価値がないこと等の問題もあります。このような場合に有効になるのがアミノインデックスがんスクリーニング検診です。どのようなものなのか、またメリットなどをみてみましょう。

【アミノインデックスがんスクリーニング検診とは】
健康な人の血液中のアミノ酸濃度は一定に保たれるようにコントロールされていますが、病気になるとこのアミノ酸濃度のバランスが崩れてしまいます。
アミノインデックススクリーニング検診は、この性質を利用して、健康な人とがんなどの病気を発症している人の血液中のアミノ酸濃度を測定し統計的に解析をすることでがんになるリスクを検査する方法です。
1回に採取する血液は約5mlとごく少量で複数のがんを同時に検査することができる、早期がんにも精度の高い検査ができるという特徴があります。

【対象となるがんと検査できる年齢】
アミノインデックスがんスクリーニング検診は、男性と女性で検査できるがんが異なります。男性の場合、胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がんに対応しており、女性は胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮がん、卵巣がんの検査をすることができます。
また、検査年齢もそれぞれ下記のようになっていますので注意しましょう。
・胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん  25~90歳
・前立腺がん  41~90歳
・子宮、卵巣がん  20~80歳

【注意点】
この検査は、がんである確率を0.0~10.0の数値で報告をするもので数値が高いほどがんのリスクも高くなります。数値によって、リスクをA~Cの3段階に分類してランクCになった場合は精密検査を行うことになります。
この検査は、がんであるリスクを数値化して調べるもので、がんであるか否かを判断するものではありませんので誤解しないようにしましょう。
ランクがAであってもがんを発症していないとは言いきれませんし、逆にランクがCであってもがんでないケースもあります。
また、一度検査を受けたからと言って生涯がんのリスクがなくなったわけではありませんので、検診はこまめに受けるなどの注意が必要です。
アミノインデックスがんスクリーニング検診は、簡単に短時間で検査できるものですが、がんか否かを判断するものではない為過信しすぎてはいけません。この検査は手軽にがんのリスクを知る事ができる検査ということを忘れずに正しく活用していきましょう。

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