諸先輩に聞く老後に後悔したことトップ10!私達が今からやるべき事

「あの時、こうしておけば」「あの時に選択を間違えた」など多くの人は自分の人生を振り返った時、大なり小なり後悔をするものです。特に老後の生活になると、自分の時間も増え昔を思いだす機会があるため自身の人生を振り返ることも多くなります。
老後に後悔しない為にも、現役世代の人が今からできること、やるべきことなどを考えてみましょう。

【老後に後悔したことトップ10】
55歳~74歳までの人を対象にしたあるアンケートから、「老後に後悔したこと」のトップ10を見てみましょう。
・10位 老後のレジャー旅行資金を積立ておけばよかった
・9位 家事をできるようにしておけばよかった
・8位 元気で体力のあるうちに家の不用品を処分しておけばよかった
・7位 個人年金に加入しておけばよかった
・6位 若いうちに色々なことにチャレンジすればよかった
・5位 退職後も働けるように何か資格を取得すればよかった
・4位 年金だけで暮らせるように生活設計を立てておけばよかった
・3位 行きたかった所に旅行すればよかった
・2位 住宅ローンの返済を定年までに済ませておけばよかった
・1位 もっと貯金をしておけばよかった
トップ10は、このような結果になっています。
特に上位には、お金に関する後悔が多いことがわかります。

【定年までの貯金額の目安】
現在の現役世代の人が老後を迎える時には、年金額の減少や、支給開始年齢の引き上げなどから今よりも更に厳しい生活となることが予想されます。
年金だけでは、到底生活ができない、定年までに住宅ローンの返済を済ませておけばよかった、もっと貯金をしておけばよかったなどと言う声を多く聞きます。
そこで、余裕のある老後を送るためには、最低どれくらいの貯金があればよいのか考えてみましょう。
夫婦2人の場合、1か月の生活費が約27万円として厚生年金の平均的な受給額は約23万円ですので、4万円の不足が出ます。これを65歳から90歳までと考えると、4(万円)×12×25(年)で約1千万円、それに家のリフォームや子供の結婚資金援助などを合わせると大体3千万円程度必要となります。

【想定外の出費】
若いころには、考えもしなかったのが介護や家のリフォーム費用です。家のリフォームは持ち家の場合、定年退職を迎える頃には、水回りや、天井、キッチンなど様々な場所がいたんできます。
また、配偶者や親の介護の問題についても、考えておく必要があります。加えて子供の教育費についても、ある程度の線引きが必要で「大学は、家から通えるところ」「高校は公立のみ」などと初めに親から子供に伝えておく必要があります。
老後に後悔する事の多くはお金にまつわる問題です。まずは、夫婦で我が家にどれくらいのお金があるのかをしっかりと話し合い、老後の生活をシュミレーションしておく必要があるでしょう。

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