早くからの準備が大切!投資で老後資金を作るための基本!

老後の資金として必要になる金額は、3千万とも4千万円とも言われます。近年は、高齢出産をする人も増え、子供が成人するとすぐに自身の老後が待っているという人も少なくありません。
しかし、老後までの期間が短い場合老後資金を貯める期間がなく、老後貧乏に陥る可能性も高くなります。これらのリスクも考え、早くから老後資金を確保しておく必要があります。

【投資の基本】
老後の資金を確保するために、多くの人が行っているのが投資です。しかし、投資をすれば必ず儲かるわけではありませんし、投資経験のない人はどのような商品がよいのか迷う人もいるでしょう。
また、若い人に比べ年齢的にも投資に費やす期間が少ないためあまり大きなリターンを期待せずに、リスクの少ないものを選ぶことも大切です。
利回り5%程度で、初心者にもわかりやすいシンプルで効果的な投資についてみてみましょう。
まず、運用できるお金を「安全資金」と「投資資金」の2つに分けて考えます。

【老後の投資におすすめの商品】
安全資金としておすすめなのが、個人向け国債です。個人向け国債は、元本が保証されているのでリスクがなく、安全面でも利回りでも優れた商品です。
次に、投資資金で運用する商品を選びます。投資資金は、手数料の安い投資信託で運用しましょう。
1つは、日本以外の先進国の株価に連動する外国株インデックスファンドがおすすめです。
そして、もう1つは、日本株に連動するものを購入しましょう。日経平均株価よりも、TOPIXの方が銘柄も多く、バランスが取れているので初心者でも選択しやすいでしょう。
また購入比率は、外貨株6に対し、日本株4の割合で投資をして、利回り5%を目指していきましょう。
税金面が気になる方は、近年人気の確定拠出年金や、NISAなどを活用するという方法もありますので、参考にしてみましょう。

【投資信託のメリット】
投資信託の最大のメリットは、積立の場合500円や1000円という少額からできるものがある点でしょう。また、日本のみならず、世界中の株式、不動産、債券などに投資ができる点です。
さらに、1つの投資信託で、世界中のさまざまな金融商品に分散して投資ができるので、リスクの分散という面でもメリットがあります。
そして積立投資の場合は、市場の変化に一喜一憂することなく投資を継続できるというメリットもあります。
老後の投資はできるだけ早くから開始する方が、多くのリターンが期待できます。しかし、投資にはリスクもあることを十分理解して、自己責任の範囲で行いましょう。

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